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 邦┃楽┃の┃友┃メールマガジン    ◆2003年9月26日発行第95号◆
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  いと思っております。邦楽の友誌の内容とは関係ありません。月刊誌の補
  完をしているとお考えください。両方読めば鬼に金棒?
  もし希望されない方はお手数ですが
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【邦楽教育現場るぽ募集】
本誌では10月号より連載を開始した「和の音in学舎・邦楽教育現場るぽ」の原
稿を募集しています。現場で奮闘する教師・講師の皆様の生々しいレポートに
写真を添えてお寄せください。
詳しい問い合わせは下記笹井まで。
(株)邦楽の友社編集部 笹井邦平 03-3400-2806
                 Mailto:info@hougaku.co.jp
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  1、パソコンが扱えること。
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希望者はメールで履歴書をお送り下さい。委細面談。ご連絡いたします。
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目次
1「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」
2「めるまが雀の会」会員の「ひとこと」
3「リアルタイム情報 新着情報」
4「今週のおすすめ演奏会情報」「10月三味線会一覧」
5「邦楽クイズ!」と正解者発表!!
6「プレゼント情報」
7「月刊誌 邦楽の友のご案内」
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1「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」
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邦楽ここだけの話(93)
     たまには三味線音楽の系譜などを。
               (株)邦楽の友社 社長 守谷幸則
               
三味線音楽を系譜でとらえると「語り物」と「唄い物」に分けられます。
これは日本の音楽の基本が器楽曲でないということの証明かな?
唄うことの好きな民族であることには間違いがないと思われます。
カラオケも流行しましたよね。
まず「語り物」を「浄瑠璃系」と「説教節系」に分けます。
「浄瑠璃系」には大阪の「義太夫節」京都の「一中節」江戸の「河東節」と
「外記節」さらに江戸長唄に吸収された「大薩摩節」があります。
このうちの「一中節」が京都から江戸に出てのち、幕府によって禁止されるこ
とになる「豊後節」を生むことになります。
豊後節そのものは残念ながら伝承されていません。
「豊後可愛いや丸裸」などという狂歌の切れっ端から想像するだけです。
豊後節の影響で、武家の奥方が駆け落ちしたり心中したのが禁令の理由だった
と言われていますが、どうもね。
性風俗を助長するものというのも、ちょっと今では信じられませんが。
豊後節が江戸大衆に熱狂的に支持されていたことは間違いなかったようです。
その証拠に豊後節は「新内」・「常磐津」・「富本」のち「清元」つまり豊後
三流に分かれました。京都の薗八、宮薗節もこの影響の中に入れていいかも知
れません。
江戸庶民が豊後節を愛していた理由にはなると思います。
「説教節系」は「祭文」「うかれ節」を経由して「浪花節」へと至ります。
あの森の石松の「スシ食いねえ、神田の生まれだってねえ」というヤツです
ね。「利根の川風袂に入れて」の平手造酒も有名です。
最近はどうなのでしょうか?
「唄い物」は京阪の「地唄」江戸の「長唄」お座敷「端唄」地方「民謡」に分
類されます。
「地唄」は現在では三味線(三絃)箏・尺八(胡弓)と三種の楽器による演奏
形態である「三曲」の中の一ジャンルに数えています。
「三曲」というと器楽曲だと思う人もいるでしょうが本来は唄物だったわけで
すね。「地唄(地歌)箏曲」あるいは「箏曲地歌」といった言い方をします。
「江戸長唄」は今はただ「長唄」と呼ばれています。ここから「荻江節」が芝
居を離れて、純唄物「お座敷長唄」になりました。
「お座敷長唄」はお座敷でやる長唄というほどの意味ですかね。
長唄は芝居のオーケストラの中核として成長します。歌舞伎長唄ですね。
「江戸長唄」から「日本の長唄」になったということでしょうか。
江戸「端唄」は幕末に「歌沢」と明治期に「小唄」を産みます。
「小唄」は、三味線音楽の中で唯一「バチ」を使わないものです。
「爪弾き」ですね。「つまびき」と読みます。
早間で弾くので「早間小唄」ともいったそうです。
「江戸小唄」という名称は英十三氏の命名だと言われています。
「民謡」はむりやり系統づければ「歌謡曲」に繋がるとでもいうのかな?
日本全国どこにでもあります。
今人気のある沖縄の三線(さんしん)青森の津軽三味線も元はその土地の民謡
の伴奏楽器です。
最近になって三味線音楽の系譜の中に「器楽曲」というジャンルができまし
た。
現代三味線とかね。
先ほどの津軽三味線も「器楽曲」というジャンルに分類されるでしょう。
「語り物」「唄い物」そして「器楽物」
個々の詳細はまたこの次ぎ、ということで。

◆「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」のバックナンバーはこちらから
/mailmagazine/otasuke6.html
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  大人の遠足をしませんか?
     行きたいと思っても一人で行くのはおっくうだ~~!!
                  そんな人むけの企画です♪
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 【江戸の名所を歩こう会 第3回】<浅草>
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江戸開府400年。今なら残る江戸の町。
            名所旧跡を辿りながら、昼食は昔の名店で。
◆9月27日(土)地下鉄銀座線「浅草駅」1番出口待ち合わせ
雷門に一番近くの出口です。↓ に構内図等でております。
http://www.tokyometro.go.jp/index.htm
        ◆ 午前10時出発。(午後3時現地にて流れ解散)
              ◆会費なし。実費・昼食代自分持ち。
直接待ち合わせ場所へどうぞ。
090-8561-1119携帯に連絡下さい。
◆お申し込みは、おたすけ社鳥まで。Mailto:moriya@hougaku.co.jp
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詳しくは /mailmagazine/mg_koukoku.html

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2「めるまが雀の会」会員の「ひとこと」投稿ページ
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95-1>【ニッポン人には、日本が足りない】
8月のお題の「学校教育」締め切り過ぎてのメールは、昔の夏休みの宿題の
やっつけぶりを、思い出して嫌なのですが、一言。
説明不足のワンフレーズ風で恐縮ですが、どうも私には、いわゆる「民主主
義」は、日本の風土に合わないように思いまして、「原始共産体」が似合うか
なと。
さすれば、邦楽の気分にぴったりではないかと。
邦楽器で、西洋音楽理論での解釈では、日本民謡をはじめ、情緒、潜在意識の
なかの文化の解釈や創作が違うのでは、ないかと。
この民主主義を、教え続けているのが、学校教育そのものではないかと、思っ
ているのですが。
それでは、どうする、どうする。仏教、儒教、花鳥風月、陰翳礼賛、などで西
洋渡来の思想を、ジャパナイズし続けねばと、思っていますが。
「ニッポン人には、日本が足りない」という言葉に、私は、妙に感心している
このごろです。(雀の【14】四十雀)
★邦楽もそうですが、日本人は日本の歴史にも詳しくない、何故ですか?と外
国の人に聞かれたことがあります。日本に興味があるから来日したような人は
みんな実に詳しい。漢字も日本人より知っていたりね。「ニッポン人には、日
本が足りない」という言葉に妙に納得してしまいました。
                      (雀の【1】おたすけ社鳥)
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3「リアルタイム情報」新着情報
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【ニュース募集】
邦楽の友メールマガジンでは邦楽ニュースを募集しています。
冠婚葬祭、ちょっとした時事ネタなど危ないもの以外は、なんでもどうぞ。
Mailto:mag@hougaku.co.jp へメールでお送りください。
(35文字5行以内でお願い致します。)
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【増渕任一朗氏追悼番組のお知らせ】
9月27日(土)11時~11時50分
NHK・FM放送【邦楽百番】「松風」「寿くらべ」
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【(好奇心)さんより「ちょっとお知らせ」です。】
出光美術館で開催の「江戸名所図屏風展」へ行ってきました。「江戸初期の歌
舞伎って、腰かけて三味線を弾いてたんだ~」など、じっくり見るとおもしろ
いことがいっぱい発見できます。同時に、三味線の糸の太さまで書き分けてい
る「桜花弾弦図」屏風も注目。江戸400年ならではの催しで、滅多に本物は
見られないので、皆様、ぜひご覧になることをお勧めします。詳しくは以下を
ご覧ください。 http://www.idemitsu.co.jp/museum/
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【華兆史乃さんよりの情報です。】演奏会のご案内
1.10/8(水)午後2時 紀尾井ホール『宮園節を知る会』2000円
「薗生の春」・「薗里の色」・「鳥辺山」
宮薗千碌、千碌司、千和恵、千加寿 他
2.11/6(木)日本橋劇場『宮薗節・東明流、勉強会』無料
……………………………………………………………………………………………
【澤田篤子さんよりの情報です。】
11月1日(土)薬師寺「最勝会」復興上演(芸術祭参加公演)
午後2時・午後6時半開演(昼夜2公演) A席7000円・S席8000円
紀尾井ホール
中世末に断絶した薬師寺最勝会を復興し、響・動・形・光・香をもって現代の
視点から再構成。最勝会の心と美を創造と伝統の調和のもとに具現。声明・
論義:薬師寺僧侶、雅楽:伶楽舎、打楽器:山口恭範、音楽監督・作曲:猿谷
紀郎。問い合わせ:03-3212-0190
……………………………………………………………………………………………
【水谷隆子さんよりの演奏会情報です。】
【水谷隆子 箏リサイタル "風の卵”】
2003年12月5日(金)19時開演 前売り3200円・当日3500円
会場 ムジカーザ 渋谷区西原3-33-1 03-5454-0054
出演者 水谷隆子(箏)、斉藤徹(コントラバス)、
    神田佳子(パーカッション)、花田和加子(ヴァイオリン)
    真田伊都子(オーボエ)、満留宏子(朗読)ランバンサリ(ガムラン)
公演内容 全曲委嘱初演
題未定(17絃箏、コントラバス)・・・吉川和夫
所沢バラード(箏、ヴァイオリン)・・・米倉香織
題未定(箏とガムラン)・・・Scott Wilson,
題未定(小泉八雲、"浦島"より)・・・ DariaKwiatkowska
◆箏とガムランアンサンブルの為の新曲や、小泉八雲による浦島太郎を題材に
した曲など、箏と様々な楽器とのアンサンブルによる、全曲委嘱新曲の試み
問合せ先 水谷隆子 03-5490-3010
mailto:ryuko_mizu@hotmail.com
チケット取り扱い 夢空間 03-5785-0380
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4「今週のおすすめ演奏会情報」
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│演奏会に行きませんか?│
♪───────────♪
いずれも「邦楽の友」誌の「演奏会案内」ページ、「演奏会へ行く前に」ペー
ジ、「演奏会カレンダー」ページ、本誌広告などに掲載されています。詳細は
そちらをご参照下さい。また「メール」でご連絡をいただければ無料掲載いた
します。PRにご利用ください。(35文字4行以内でお願い致します。)
Mailto:mag@hougaku.co.jp 
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9月27日(土)長唄研精会
2時開演 3000円 紀尾井小ホール
「竹生島」「蛙」「四季の花里」「狂獅子」「安達ヶ原」第627回。クロス
タワーホール(東邦生命ホール)閉館のため今回は紀尾井小ホールでの公演。
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9月27日(土) 琴古流尺八竹盟社勉強会
11時開演 無料 日刊ホール
「冬の曲」「花の雲」「曙」「今小町」「ある日の西行」「目黒獅子」「下り
葉の曲」ほか全32曲を出曲。賛助出演・(生田流)五十嵐恵理、佐藤紀久
子、中小路奈都子、多々良香保里、田中淑子、野澤雅世、平野裕子、藤井泰
和、村田章子。(山田流)伊藤まなみ、大間隆之、佐竹芙由賀、高橋衣勢、田
中奈央一、山下名緒野、山登松和、渡辺岡華、美箏会
……………………………………………………………………………………………
9月27日(土) 芸大生による邦楽フレッシュコンサート・和楽器ワールド
2時開演 1000円 台東区生涯学習センター
「小鍛冶」「春宵」「末広狩」「十種の邦楽器による協奏曲~上野Ver~」
「風雅I」「沙羅双誦」東京芸術大学音楽学部邦楽科。
企画・構成=増渕任一朗
……………………………………………………………………………………………
9月27日(土)小唄四葉會
12時半開演 3000円 三越劇場
蓼派四葉會の46回演奏会。会歌「クローバー」で序開き、会長・蓼胡伊一以
下会員総出演にて全38番組を出曲。蓼小唄をたっぷりと聞こう。
……………………………………………………………………………………………
9月27日(土)野口悦子・高畠一郎第3回箏コンサート
6時開演 3000円 藤沢リラホール
砂崎知子門下の俊英の二人会。「水の変態」ほかを演奏する。独奏曲を中心に
箏本来の楽曲を楽しんで貰おうというプログラムになる。
……………………………………………………………………………………………
9月27日(土) 水谷歌栄子 筝 リサイタル
午後7時開演 2000円 所沢市民文化センターミューズキューブ・ホール
「雪の幻想」「幻の柱」「南風」「雪ものがたり」「新秋」ゲスト・大友竹邦
(尺八) コールマミーズ(コーラス) 狭山市三曲連盟有志
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9月27日(土) 瑞穂雅樂會レクチャーコンサート
2時開演 3500円 目白・学習院創立百周年記念会館大ホール
お話:三田徳明(瑞穂雅樂會主席楽師・学習院大学講師・東京藝術大学講師)
当日は大太鼓の響きの中、学習院OBである三島由紀夫の短編にちなんだ舞楽
「蘭陵王」で開演し、雅楽に関する楽しいお話と実演により会を進行。奈良
の「落蹲」と京都の「納曾利」比較上演という、画期的な企画で「枕草子」の
記述が持つ矛盾点を解き明かすなど、雅楽が初めての方から雅楽や古典文学の
ファン、さらには研究者の方まで、皆様に見応えのある演目となる。
……………………………………………………………………………………………
9月28日(日) 第13回名古屋新内仲三郎會
11時開演 5000円 中電ホール
「折鶴三番叟」で序開き。「越路恋慕」(立方・西川あやめ)他、立方に朝丘
雪路を迎えての千秋楽「寿猫」まで全20番を演奏。
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9月30日(火)第5回兼大夫・兼豊の会「双兼樹」
3時開演 5000円 紀尾井小ホール
兼豊作詞・兼大夫作曲の新作浄瑠璃「永年鶴此戸富貴」より「恨葛露濡衣」
(下)「乗合船恵方万歳」の三番を上演する。
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10月1日(水) The Itchu賑江戸伝日本橋
3時・7時開演 4500円 内幸町ホール
都了中・一中。常磐津紘寿郎・齋蔵、菊与志郎。福原賢太郎、梅屋雅一、堅田
新十郎、福原友裕、福原智浩。
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10月1日(水) 蓼胡満喜追善乃會・玉虫会
11時開演 ご招待 国立小劇場
「玉虫」より「玉重ね」まで115番。小唄振り「こよいは雨・心して」
「川水」ほか。「与三郎」☆立方・新ばし小千代、中村福助ほか。昨年8月末
に他界された蓼派会前会長・蓼胡満喜師の一周忌追善の会。トリは故人の唄と
蓼胡満千加師の糸による「与三郎」のテープ演奏で在りし日の名演を偲ぶ。
会主は故人の二女・蓼満喜。
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10月1・2日(水.木) ぎだゆう座 上野広小路亭
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10月2日(木) 長唄福寿会創立二十五周年記念演奏会 国立小劇場
……………………………………………………………………………………………
10月4日(土)箏衛門第五章“体感”
7時開演 2500円 スタジオES
今回は十七絃にスポットを当てて。単なる低音楽器という枠におさまらず、時
に激しく、時に深く響きわたる…様々な音の広がりを感じて下さい。
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10月4日(土)伊藤まなみ・鈴木真為箏曲リサイタル
3時 2000円 旧東京音楽学校奏楽堂
奏楽堂デビューコンサートシリーズ33
「五十鈴川・祭りの太鼓」「水の変態」「瀬音」「尾上の松」(伊藤まなみ)
「桜狩」「雨後」「さらし幻想曲」(鈴木真為)☆長谷川愛子、安藤珠希、
設楽聡子、原田志保子、武藤宏司、斎藤寛。
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10月4日(土) 小唄宏芽会
正午開演 ご招待 銀座ガスホール
「春日野」より「をどり屋台・かまわぬ」まで72番。囃子入り「春日三番
叟」小唄振り「青いガス灯・深い二人が」「上汐・五万石」立方・新ばし加
津代、赤坂香帆留、鳴物・藤舎清之、呂英・、呂雪、福原寛ほか。会主の見台
開きの会。会主春日とよ小宏は舞踊から小唄に転じ、会名は初めての舞踊会開
催の折に舞踊の師よりいただいたもの。補導・春日とよ美輪。
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10月4日(土)山田流箏曲温習会 証券ホール
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10月4日(土)杵屋彌十郎一門会 日刊ホール
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10月4日(土)長谷寺の声明・常楽会 国立小劇場
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10月5日(日)錦心流琵琶秋季演奏会
正午開演 無料 国立文楽劇場小ホール
「湖水乗切」「時は今」「潯陽江」「新撰組」「西郷隆盛」「龍の口」ほか。
中野翔水、山中祥水、押谷祥水、板倉絲水、中野淀水ほか。主催・全国一水会
大阪支部。
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10月5日(日)長唄寿門会 日刊ホール
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【10月の三味線関係演奏会案内一覧】
 1日  蓼胡満喜追善会・玉虫会 国立小劇場 
     The Itchu賑江戸伝日本橋 内幸町ホール
1・2日 ぎだゆう座 上野広小路亭
 2日  長唄福寿会創立二十五周年記念演奏会 国立小劇場
 4日  見台開き・小唄宏芽会 銀座ガスホール
     杵屋彌十郎一門会 日刊ホール
 5日  長唄寿門会 日刊ホール
 7日  長唄華揚会 銀座ガスホール
10日  岡本芳文・座敷舞 たべるな
11日  小唄千里会 証券ホール
     吉住祭り 国立小劇場
     長唄いさむ会 日刊ホール
     小唄堀派ほのぼの会 日刊和室
     小唄千里会 証券ホール
12日  小唄永井会35周年記念演奏会 証券ホール
     小唄松峰小優美の会(見台開き) 国立文楽小ホール
     学生長唄連盟OB会 日刊ホール
     第七回駒之助の会 紀尾井小ホール
13日  小唄竹枝会 証券ホール
     小唄栄由利会 お江戸日本橋亭
     梅屋良次の会 日刊ホール
     四世稀音家六四郎十七回忌追善・長唄演奏会 国立小劇場
15日  二世望月太左衛・鼓楽 国立小劇場
18日  小唄美栄会 日刊ホール
     長唄有楽会 銀座ガスホール
19日  端唄英会 日刊ホール      小唄とよ奈世会 5656会館
20日  三味線ライブ「糸追し・杵屋静子」お江戸日本橋亭
21日  女流義太夫演奏会 国立演芸場
25日  ◆杵屋彌十郎の會 紀尾井小ホール
     長唄すずしろ会 証券ホール
     長唄和佳寿会 日刊和室
     文楽素浄瑠璃の会 国立小劇場
26日  長唄茂会 証券ホール
     小唄胡菜三会 日刊和室
     栄芝の会 三越劇場
     宮薗千之追善の会 日本橋劇場
28日  三越名人会 三越劇場
29日  ◆第10回竹本越孝の会 内幸町ホール
30日  端唄悦子の会 三越劇場
31日  長唄佐臣会 三越劇場
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  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┏┫  山勢松韻監修「箏(こと)の、おけいこ」発売中!! ┣┓
 ┃┗━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━┛┃
 ┗━━━┛ 「ぱらぱら」めくると「あら不思議?」  ┗━━━┛
           箏の弾き方が一目でわかる。
        /koto/index.html
      初心者を教える人のための、教えやすい教則本です。
    「さんぽ」「サザエさん」「ドナドナ」など全24曲を収録
   言葉では説明しにくい、引き連、すり爪、輪連、裏連の分解写真を
        パラパラにしました。本邦初の試みです。
      全103ページ、うち73ページはカラーページです。
           (株)邦楽の友社発行
      お申し込みは、メールでどうぞ。 Mailto:mag@hougaku.co.jp
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5「邦楽クイズ!」
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【第2回(平成15年)邦楽クイズ第34弾】
9月25日発行の「邦楽の友10月号」よりの問題です。
正しい物に○を、間違っている物に×をつけてください。
1 福岡出身の小唄本木寿以師は三代目である。
  (    )
2 「黄色は光にもっとも近い色である」といったのはゲーテである。
  (    )
3 紅葉という言葉が使われるようになったのは鎌倉時代である。
  (    )
4 万葉集では紅葉は「黄葉」であった。
  (    )
5 遠藤千晶の初CDのタイトルは「水晶の音」である。
  (    )
6 小笠原千世子の初CDのタイトルは「森羅万象」である。
  (    )
7 いずれも「邦楽の友レーベル」から発売される。
  (    )
8 「古典を重視しなければ良い音楽は生まれない」と小野衛氏が言った。
  (    )
9 会員が交代でタテを勤めるのは「長唄二十一の会」である。
  (    )
10邦楽レーベルの8「古典の景色」の演奏家は山木七重である。
  (    )
全問正解者の中から抽選で3名様に記念品を差し上げます。
締切り10月10日。
当選者は10月24日発行の本メルマガ欄で解答とともに発表します。
ハンドルネーム使用可。お答えはメールで。
Mailto:mag@hougaku.co.jp
:------- 8<-----------(ここから切り取り)--------- 8<----------:
【第2回(平成15年)邦楽クイズ第30弾】
正しい物に○を、間違っている物に×をつけてください。
1 8月27日、地球に接近したのは「金星」である。
  ( ×   )★火星ですね。次は200年後とか。
2 獅子舞、江戸では「越後獅子」といった。
  ( ×   )★京阪では「越後獅子」といったそうです。
3 いや「角兵衛獅子」である。
  ( ○   )★同じものでも所により名前が変わります。
4 長唄「越後獅子」作曲者は9代目杵屋六左衛門である。
  ( ○   )★一晩で作曲したと言われています。
5 「尾花」というのは「すすき」のことである。
  ( ○   )★今では「尾花」は使わないような・・・。
6 「命毛」とは筆の穂先の長い毛のことをいう。
  ( ○   )★書にとってはまさしく「命毛」なのでしょうね。
7 「ハイの会」のメンバーの一人に新内仲三郎がいた。
  ( ○   )★藤舎名生、澤村藤十郎と三人の会でした。
8 「ハイ」は「ハイクラス」「ハイテンション」の意味である。
  ( ○   )★いいネーミングですね。
9 水野好子の新連載は「白寿の音に向かって」である。
  ( ○   )★長寿を願う気持ちからつけたのでしょう。
10「白寿の音に向かって」のタイトルをつけたのは笹井編集長である。
  ( ○   )★編集長のセンスのほどはいかがですか?
【正解者発表】
正解は 4名でした。さくら子さん、忍び駒さん、西田智さん、よろぼうしさ
ん、です。さくら子さん、西田智さん、よろぼうしさんに差し上げます。雑誌
の読者のかたはもったいないのできちんと書いてね(笑)(おたすけ社鳥)
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【クイズダービーのお知らせ】
メルマガクイズ(上記の邦楽クイズ)の第1弾(メルマガ61号)から年間ク
イズ王選手権第2回を始めます。ルールは簡単。
正解1問につき1点さしあげます。全問正解者にはプラス10点(20点です
ね。)本年12月最後のメルマガクイズが締切りです。優勝者には「けっこう
いいもの」(未定ですが)を差し上げます。2位、3位もあるかな?第一回の
優勝は、よろぼうしさん、2位はさくら子さん、3位はアホさんでした。
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6「プレゼント情報」   お申し込みMailto:mag@hougaku.co.jp 
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【チケット☆プレゼント!!】
お申し込みが多くなりましたので全て抽選とさせていただきます。
当たるといいですね。(おたすけ社鳥)
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◆10月19日(日)【創明音楽会全国演奏会】東京文化会館大ホール
創明音楽会の創始者である小野衛名誉会長の三回忌追善演奏会。現会長は小野
正志。賛助出演は人間国宝・青木鈴慕、山本邦山ほか多数。創明音楽会の特徴
ある柔らかな箏の音をじっくり楽しんでください。
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◆10月22日(水)【真鍋尚之笙リサイタル】浜離宮朝日ホール
1998年の国立劇場作曲コンクールで1位となった雅楽奏者のリサイタル。
自作はもちろん古典から委嘱作品まで幅広い演奏を聴かせる。
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◆10月23日(木)【長唄二十一の会】紀尾井小ホール
第3回。長唄の各流派の若手俊秀が集っての研鑽会。合宿を積んだ成果を発表
する。若手の力量は長唄の未来は明るいと思わせるに足るものだと思う。「時
雨西行」「狂獅子」「橡の木」を上演する。
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◆11月3日(月・祝)【新内富士松魯遊古典演奏会】日本橋劇場
「新内節の源流を求めて」の第3回。一部「鶴の巣籠」「比翼の初旅」。二部
ご祝儀「おきな」より「与話情浮名横櫛」まで9番。
吉岡龍見、新内仲三郎(人間国宝)、岡本宮之助、鶴賀伊勢一郎、お話・竹内
道敬ほか。
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◆11月3日(月・祝)【第六十八回新内富士松鶴千代の世界】三越劇場
「新内流し」「風の盆」「明烏夢泡雪」「にごりえ」「鶴八鶴次郎」「丹頂
千歳」新内勝一朗、鶴賀喜代寿郎。立方・西川朋花、西川小扇路、猿若節仔
ほか。
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◆11月15日(土)【日本音楽集団】第一生命ホール
現代邦楽のアンサンブルといえば日本音楽集団である。邦楽のオーケストラと
言いかえてもいい。第173回。日本音楽集団を見ずしてアンサンブルは語れ
ない。
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お申し込み Mailto:mag@hougaku.co.jp

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7「月刊誌 邦楽の友のご案内」
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「邦楽の友」誌ご案内はこちら /book.html
                          をご覧下さい。
                          
月刊「邦楽の友」(毎月25日発行)
9月号は、9月25日(月)に発売されました。
【邦楽好日抄】守谷幸則
【和の音イン学舎】八戸市南浜中学校・長者久保希史子
【白寿の音に向かって】水野好子
【季々評】上野晃
【長唄芸語】稀音家義丸
【余音余情】波多一索
【四季随想】杵屋栄禧
【小唄オシャレ考】竹越治夫
【邦楽道しるべ】東山晋士
【小唄散見】目賀田武藏
【長唄詞章考】長崎由利子
【創作の景色】菊村しづ
【邦楽たんけん記】初見れい子
【ホームページ便り・古典の景色】守谷幸則・山木七重
【ホームページ便り・天に咲く花】守谷幸則・小笠原千世子
【にほんのおと・しんせいき】笹井邦平
【舞踊年表】如月青子
【ぷれびゅー演奏会】西村満利子・創明音楽会・長唄二十一の会
【芸術祭参加公演】【長唄正本研究】【演奏会へ行く前に】【演奏会案内】
【ラジオ・テレビ放送案内】【邦楽カレンダー】ほか。グラビア写真24点
掲載。
■ 1部 750円 (1部売りの場合は送料実費とさせていただきます。)
■ 年間購読料 9,000円(前払い・送料サービス)
お申し込みは、当社あてメールにてご連絡下さい。
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お支払方法などご案内いたします。
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本メールに掲載された記事を許可なく複製、転載する事を禁じます。
ご意見・ご要望など、弊社へのお問い合わせに関しましては、下記までご連絡
下さい。
■編集:邦楽の友社
■発行:株式会社邦楽の友社〒150-0002渋谷区渋谷1丁目7-5-201
TEL:03-3400-2806
邦楽の友社ホームページ /
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