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 邦┃楽┃の┃友┃メールマガジン    ◆2003年6月20日発行第81号◆
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(株)邦楽の友社 /

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  このメールは邦楽の友メールマガジン購読希望(無料)の方にお届けした
  いと思っております。邦楽の友誌の内容とは関係ありません。月刊誌の補
  完をしているとお考えください。両方読めば鬼に金棒?
  もし希望されない方はお手数ですが
  Mailto:mag@hougaku.co.jp  までご返信下さい。
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  方はOsaka等幅などの「等幅フォント」で最適にご覧いただけます。

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        お座敷邦楽「酔月会」蓼 胡房師の小唄
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お座敷邦楽「酔月会」も第7回を迎えます。小唄をお座敷で聴くことがどれほ
ど楽しいか、粋ごころ、遊び心を刺激するか、いちど味わってみませんか?
まだ若干の空席があります。40名予約限定の集いです。誰でも参加できます
のでお誘いあってお越しください。おたすけ社鳥と遊びましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    平成15年7月2日(水)4時開演・5時より懇親会
    場所・人形町「吉晁」
    会費・15000円(当日券はありません、予約のみになります。)
    お問い合わせ・03-3400-2806
              【プログラム】
     「佃ばやし」「おおい山王」弾き唄い・蓼 胡房
     「障子舟」唄・蓼 房まさ 糸・蓼 胡房、替・蓼 胡治
     「目に青葉」「涼しげに」唄・蓼 房邦 糸・蓼 胡房
     「浦こぐ舟」「二人一緒」唄・蓼 胡治 糸・蓼 胡房
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       空席は若干名です。ご希望のかたはお急ぎください。
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 読む人だけが得をする!邦楽の友社最新メールマガジン
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目次
1「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」
2「めるまが雀の会」会員の「ひとこと」
3「リアルタイム情報 新着情報」
4「今週のおすすめ演奏会情報」
5「邦楽クイズ!」と正解者発表!!
6「プレゼント情報」
7「月刊誌 邦楽の友のご案内」

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1「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」
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邦楽ここだけの話(79)
         舞台進行、仕事の後先
               (株)邦楽の友社 社長 守谷幸則
端唄の雅 福仙(みやび ふくせん)さんは、端唄雅流の家元です。
この6月15日に中野芸能小劇場で端唄と舞踊「みやびの会」の第4回公演を
行いました。
縁があって私もお手伝いをさせていただきましたが、楽しい企画満載の面白い
舞台でしたよ。
朝11時20分から、夜6時40分までお客さんが一杯。補助椅子を出しても
満席。こぼれて後ろは2~3列の立ち見になっている。
本誌で「小唄細見」を執筆している目賀田武蔵さんがこの会に来ていたら、う
らやましがるだろうなあ、きっと。
端唄の可能性の一端を確実に示していたと思いますね。
端唄の会ですから、もちろん端唄が中心です。
社中の合奏なども多く、リハーサルも同じ会場を借りて何回もしました。
端唄振りもありますから、リハーサルは大変です。
私も一日リハーサルに立ち会いました。
立ち会っておかないと、本番で舞台進行ができませんからね。
他流からの賛助出演もありました。
千本扇駒さん、三本扇敬さん、端唄扇毬さん、千本福春さん。
新内の親師匠、新内光翁太夫さん。鶴賀喜代寿郎さん。
民謡の新井千峯さん。鳴り物は望月太意五郎さん。
舞踊で結城章次郎さん、花柳嘉久輔さん、舞踊家鶴吉さん。
まだ小さい結城安里奈ちゃんが2番踊りましたが、可愛くて会場の人気をさ
らっていました。
社中のご協力をいただいたので、大がかりな舞台の進行を無事に務めることが
できました。
感謝感激雨あられ、というヤツです。
暗転あり、歌舞伎幕あり、司会の寿佐美まゆみさんのドン前でのお話あり、口
上あり、志加吾さんのミニミニ寄席あり・・・。
う~む、本当にいろいろあったなあ。
会主の雅 福仙さんの企画の勝利だといえるでしょう。
お見事でした。
打ち上げに参加させていただいて、その席で「風とまんだら」の著者、漫画家
の志加吾さんに似顔絵を描いて貰いました。
うらやましいでしょう。だけど・・・。
お~い、「似てない」って社員が言ってるよ~♪
志加吾さんは立川流の噺家、現在立川談志家元から「前座破門中」の人。
やっぱり漫画より落語のほうに才能があるかもね。
志加吾さんの日本舞踊の師匠は、私のインターネット仲間。
「志加吾が二つ目になったら、パーティしてやってよ」
「え~!私が?なんで?」
「いいじゃない、お酒が飲めるンだから」
なんていう話が去年秋口にあったなあ。
志加吾さんの二つ目は、限りなく遠そうですよ、お師匠さん。
とにかく「前座破門中」ですし・・・。
早くパーティが開けるといいですね。
なんか、雅さんの話がいつのまにか志加吾さんの話になってしまった。
落語家の話だけに、話がどこに落ちるかわからない。
え!?落ちてないって?
まあまあ、「ここだけの話」なんて、こんなもんですよ。
志加吾さんの漫画「風とまんだら」4巻出ています。
面白いですよ。保証します。
「風」は扇子、「まんだら」は手ぬぐいのことですね。
漫画の内容は立川談志家元と前座たちの壮絶バトル。
一度読んだら止められない、止まらない。
「かっぱえびせん」じゃないっていうの。(笑)

◆「おたすけ社長の邦楽ここだけの話」のバックナンバーはこちらから
/mailmagazine/otasuke6.html


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□         ♪──────────────♪        □
■         │齋藤一蓉 喜寿記念リサイタル│        ■
□         ♪──────────────♪        □
■    6月29日(日)4時開演 渋谷セルリアンタワー能楽堂   ■
□           5000円(全席指定席)          □
■        「漁 火」一絃琴独奏・齋藤一蓉          ■
□        「夜開花」一絃琴・齋藤一蓉、尺八・郡川直樹    □
■        「鴛 鴦」一絃琴・齋藤一蓉、峯岸一水       ■
□        「初秋月」一絃琴・齋藤一蓉、笛・福原徹      □
■      お申し込み 03-3704-6090 清虚洞一絃琴  ■
□           03-3400-2806 邦楽の友社    □
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2「めるまが雀の会」会員の「ひとこと」投稿ページ
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81-1>「礼儀」のお題は、難し過ぎて、大きくて、私の手には余ります。
でも、何か書かねばと、そのお題の中のほんの一部、お稽古の時の、ご挨拶に
ついて、今、私が感じていることを少し…。
自分の番になって、お稽古場の入り口で「お願いいたします」と挨拶をするの
ですが、その時に無心に成れるか成れないかで、その日のお稽古の「デキ」が
決まるように思います。無心に成れた時は、師匠のおっしゃることが、素直に
頭に入ってきます。そうでない時は、控の部屋からお稽古場の入り口までは、
十歩ぐらいの距離なのに、先回しかられた所や、浚っている時上手く出来な
かった所のことなど、雑念が、急に浮かんできて、「お願いいたします」の挨
拶が、上の空になってしまします。もちろんお稽古も身が入りません。
教えてくださる方に、身も心も預けて、無心にお願いいたしますと言えるよう
に成らないうちは、芸事は上達しないものなのでしょうね。私は、まだまだ
です。(雀の【16】かんどころ)

【☆】それはもう仰るとおり。最後の「まだまだです」という謙遜の気持ちが
芸を上達させるのです。(雀の【1】おたすけ社鳥)
……………………………………………………………………………………………
81-2>今、私は長唄の「賤機帯」(しずはたおび)をお稽古しています。『人
買いに幼子をさらわれ、我が子を捜し求め、狂乱して隅田川の堤をさまよう女
を、船頭がからかう』という内容ですが、歌詞に『気違い』という言葉が出て
くるのです。今の時代、身体障害者に対して使ってはいけない「差別用語」
が、人間の礼儀として存在します。『気違い』という言葉そのものが、差別用
語なのかは解りませんが、そういう言葉が出てきた時はどう扱われるのか、と
ても気になっています。
先週、私のひとことで触れた『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫)の最後に
は、こう書いてありました。「本文庫に収録された作品のなかには、今日の観
点からみると差別的表現ととられかねない箇所があります。しかし(中略)作
品自体の持つ文学性ならびに芸術性、また著者が故人であるという事情に鑑
み、表現の削除、変更はあえて行なわず底本どおりの表記としました。」
一方私の長唄の会の友達は、「先日、テレビを見ていたら、戦後の歌謡曲『買
物ブギ』のなかに『ツンボ』という歌詞が出てくるんだけど、他の言葉に変え
て唄っていたわよ。」と、教えてくれました。
私は、長唄は立派な芸術であると信じていますから、当時の文化や風俗を知る
上でも、歌詞を変える必要はないと思いますが、公共のテレビやラジオで放送
される時は、差別用語の出てくる歌詞は変えるべきなのでしょうか?
 雀の会」の皆様のご意見を、是非お聞かせ下さい。(雀の【13】HIME)

【☆】私も講談社文庫のあとがきを読みました。なるほどこういう手があっ
たか、というのが第一感でした。この差別語の問題は深くて暗い問題です。文
化を継承する立場の人を応援しなければならない小社としてはできるだけ史実
に忠実に、古典を大切にと思っているのですが・・・。差別語を意識しすぎて
言葉を換えてしまうことも大きい意味の差別になってしまうのではないだろう
かというのが個人的な意見ですね。(雀の【1】おたすけ社鳥)
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81-3>礼儀・・・礼儀作法・マナーとなりますが、長唄三味線の稽古を始めて
4年目に入ったばかりです。和室でのご挨拶が様にならない。どんな会話をし
ていいのかとか。ひそかに稽古のお仲間をお手本にさせていただいておりま
す。昨年、稽古仲間のボランティア活動のお手伝いで世田谷の児童館の発表会
にいきました折ヤンママが「子供が舞台に立ってむずからないか、ご挨拶がで
きるのかとっても心配したのですが、こんなに落ち着いて演奏するなんて」と
感激していらっしゃいました。そうなんですよね。環境となれなんですよね。
                          (雀の【9】暗黙知)
【☆】そうそう「なれ」と「まね」です。(笑)(雀の【1】おたすけ社鳥)
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3「リアルタイム情報」新着情報
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【ニュース募集】
邦楽の友メールマガジンでは邦楽ニュースを募集しています。
冠婚葬祭、ちょっとした時事ネタなど危ないもの以外は、なんでもどうぞ。
Mailto:mag@hougaku.co.jp へメールでお送りください。
(35文字5行以内でお願い致します。)
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【小唄井上派4代目家元誕生】
3代目家元井上つる子師死去にともない、小唄井上派では先代家元の遺志と井
上恵会の総意により、4代目家元を井上つる一師が継承する旨の発表を行っ
た。明春4月29日、証券ホールで襲名披露会を開催する。
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【第21回全国小・中学生箏曲コンクール】
7月25日(金)リーデンローズ(ふくやま芸術文化ホール)大ホール。
今回の審査員は、砂崎知子、長沢勝俊、野村正峰、三好啓士、吉崎克彦、
米川裕枝。
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【蓼 胡満喜師一周忌】
蓼派会会長、日本小唄連盟会長であった蓼 胡満喜師の一周忌の法要が
8月24日、12時より本誓寺において行われる。
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【長唄松島庄十郎師死去】
6月12日、心不全のため死去。1959年より長唄松島流7世家元。長唄協
会常任理事の要職にあった。
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【目代清氏死去】
6月13日、がん性胸膜炎のため死去。66歳。日本大学教授。舞踊評論家。
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【田原順子 門天コンサートのご案内】
7月10日(木)開演7:00 門仲天井ホール(門前仲町駅下車)
1、『秘すれば花ー“小督”』 平家物語 巻第六 小督 より
1999年に門天ホールで初演した曲です。ようやく再演の機会がめぐってき
ました。平家物語に書かれている小督とちょっと違う人になりました。
2、『華の笛』 笛独奏
今回共演して下さる越智さんのお師匠様の作品を聴かせて下さいます。
この方のお師匠様思いはかなり有名ですが、どなたに対してもその親切、
誠実、思いやりは変わりがなく、演奏にもそれがあらわれていると、私は思っ
ております。
3、『二つの面』 琵琶弾き語り・笛
創作民話、という形でしょうか。二人の能面打ちのわざ比べの話です。越智さ
んとの共演は初めてです。
毎年の事ながら暑い時期ではございますが皆様どうぞお誘い合わせて御来場下
さいますようお願い申し上げます。
チケットのお申し込みは田原まで TEL.FAX.042ー365ー7420
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┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃★┣━┳━┳━┳━┳━┓
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邦楽の友社発行の邦楽の友メールマガジンでは広告を募集しています。
詳しくは /mailmagazine/mg_koukoku.html
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      初心者を教える人のための、教えやすい教則本です。
    「さんぽ」「サザエさん」「ドナドナ」など全24曲を収録
   言葉では説明しにくい、引き連、すり爪、輪連、裏連の分解写真を
        パラパラにしました。本邦初の試みです。
      全103ページ、うち73ページはカラーページです。
           (株)邦楽の友社発行
      お申し込みは、メールでどうぞ。 Mailto:mag@hougaku.co.jp
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4「今週のおすすめ演奏会情報」
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♪───────────┐
│演奏会に行きませんか?│
♪───────────♪
いずれも「邦楽の友」誌の「演奏会案内」ページ、「演奏会へ行く前に」ペー
ジ、「演奏会カレンダー」ページ、本誌広告などに掲載されています。詳細は
そちらをご参照下さい。またご連絡をいただければ無料掲載いたします。PR
にご利用ください。(35文字4行以内でお願い致します。)
Mailto:mag@hougaku.co.jp メールでどうぞ。
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6月21日(土)長唄・囃子楽明会
1時半開演 4000円 日刊ホール
田中佐幸、杵屋五三助、稀音家六四郎、杵屋佐吉、杵屋新右衛門(出演順)の
5会員による長唄の新グループ結成第1回。いずれも50歳前頃の期待される
メンバーが集まった。第1回目はぜひ聴きたいもの。
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6月21日(土)長唄女子東音会
1時半開演 4000円 朝日生命ホール
「汐汲」「巽八景」「鳥羽恋塚」「勝三郎連獅子」「黎明」「吉原雀」
第117回。
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6月22日(日)小唄・新内小唄「おもだか会」
1時開演 神楽坂志満金
家元水野恵卒寿祝賀記念勉強会。水野恵社中による温習会。
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6月22日(日)鶴岡初穂見台開き小唄「初穂会」
11時開演 日刊和室
賛助出演は鶴岡初桂、鶴岡初芳、竹村花喜志、常磐つる米、江戸小唄友の会、
竹苑せき晴、葵松延、不二小みち、三和会、竹村てる花、竹苑会各社中。
……………………………………………………………………………………………
6月22日(日)長唄東音会
1時開演 5000円 有楽町朝日ホール
「菖蒲浴衣」「小袖小町」「浦島」「狂獅子」「常磐の庭」「瓢箪鯰」「鉢か
つぎ姫」第210回。
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6月22日(日) 砂崎知子 箏・三絃コンサートin岡山
2時半開演 3500円 岡山市民ホール
「四季より『春』」「楽」「萌春」「八重衣」「水の変態」「南の風・東の
風」琴ニュー・アンサンブル。特別出演=菊原光治。賛助出演=田辺頌山。サ
ブタイトル「四季によせて」とあるように季節に因んだ選曲をお聞き下さい。
……………………………………………………………………………………………
6月23日(月) 山木七重「古典の景色」第4回
7時開演 3000円 すみだトリフォニー小
「初音曲」「萬歳」「江の島曲」賛助出演=望月太左衛。藤井千代賀。徳丸
十盟。今回は初のCD発売記念の会となる。賛助出演の先生方の胸を借りて3
曲相つとめます。邦楽の友社主催。
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6月24日(火)アルビレオ音楽展第18回
7時開演 3000円 すみだトリフォニー小ホール
作曲家集団「アルビレオ」による新作展。田村徹作曲「句を読むように箏を
ひき」に邦楽の友社専属の小笠原千世子が出演する。メゾソプラノは中村し
のぶ。
……………………………………………………………………………………………
6月24日(火) 女流義太夫演奏会
6時半開演 2500円 国立演芸場
竹本朝重・綾之助・土佐恵、鶴澤津賀寿・寛也・野澤弥吉□時代物・世話物の
代表作2題「絵本大功記・尼ヶ崎の段」を掛合で、「壷坂霊験記」は座頭沢市
とお里の夫婦愛を描いた、義太夫では珍しく幸せな結末の物語です。
……………………………………………………………………………………………
6月25日(水) 第二回三楽会
7時開演 4000円    国立演芸場
「小簾の戸」「磯千鳥」「吾妻獅子」主催・藤井久仁江、藤井泰和、藤井昭
子。賛助出演=藤井治童。今回は会場を国立演芸場に移して親子三人の会を
じっくりと堪能する。
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6月28日(土)第22回長唄杵屋会
1時開演 イイノホール
「京鹿子娘道成寺」「四季山姥」「秋の色種」「汐汲」「外記節 猿」「喜三
の庭」「二人椀久」15代杵屋喜三郎・2世杵屋寒玉主催公演。
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6月28日(土)小唄・端唄・邦舞「みすじ」
12時開演 無料  深川江戸資料館
春日とよ浜栄実、岡本芳文、金親正季、充川知乃舞、吉村佳扇ほか。端唄・
小唄・邦舞へのいざない―3部構成により北原白秋の詩の世界を綴る。
……………………………………………………………………………………………
6月28日(土) 和楽器実技入門「三味線」
1時/3時開演 3000円 紀尾井小ホール
「元禄花見踊」「勧進帳」紀尾井小ホールのステージを利用して2回に分けて
それぞれ演奏と実技を来館者全員に体験して貰う。三味線に触れた事のない方
は是非ご参加下さい。
……………………………………………………………………………………………
6月29日(日) 齋藤一蓉喜寿記念リサイタル
4時開演 5000円 渋谷・東急セルリアンタワー能楽堂
「漁火」「夜開花」「鴛鴦」「初秋月」峯岸一水。賛助出演=郡川直樹、福
原徹。リサイタルに先がけ1時から清虚洞一絃琴演奏会(2000円)を行い
ます。協賛・邦楽の友社。
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6月29日(日)ミュージック・シェアリング スペシャルコンサート2003
~青少年と共に
4時開演 3000円 東京オペラシティタケミツメモリアル
「六段の調」「焔」「平調調子、越天楽」他☆箏・沢井一恵、笙・石川高他。
ヴァイオリニスト・五嶋みどりが設立したみどり教育財団は昨年ミュージック
・シェアリングと名称を改め、スペシャルコンサートを開催する。第1回は邦
楽演奏家を迎え、本格的クラシックと日本の伝統音楽をお送りする。
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6月30日(月) 箏曲新潮会第47回定期演奏会
6時半開演 3000円 朝日生命ホール
「五段砧」「四季の遊」「東獅子」「雨夜の月」「箏と十七絃による三重奏
曲」「王昭君」芸大卒業生の山田流箏曲演奏家による会。
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6月30日(月)小唄春日会研究会
11時開演 三越劇場
「春日野」から「折りよくも」まで全120曲を上演。財団法人春日会主催
公演。会長は春日とよ五が務めている。
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7月2日(水) 第7回酔月会「蓼胡房」を聴く
4時開演 15000円  人形町吉晁
小唄蓼派会会長であり、蓼派会の代表三味線方、蓼胡房師との小唄の夕べ。
師の演奏を聴いた後、5時からは、会席料理による懇親会が始まります。
酒食つき、限定40名。邦楽の友社主催。
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5「邦楽クイズ!」
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【第2回(平成15年)邦楽クイズ第20弾】
今回は締太鼓の問題です。正しいものに○、間違っているものに×をつけてく
ださい。
1 猿楽太鼓というのは締太鼓のことである。
  (    )
2 締太鼓は「しめだいこ」と読む。
  (    )
3 締太鼓は〆太鼓とも書く。
  (    )
4 単に太鼓といったら締太鼓を意味する。
  (    )
5 革面の周縁にある穴は6つである。
  (    )
6 穴を通して麻緒の紐で胴を締め付ける紐を「上調べ」という。
  (    )
7 さらに胴の中央部を麻緒をもって締め付ける紐を「縦調べ」という。
  (    )
8 革面の中央部に貼り付ける4センチくらいの皮は鹿の皮を使う。
  (    )
9 この鹿皮を調緒という。
  (    )
10締太鼓の打ち方はテン、テ、ケ、テンテ、レ、ツ、ク、テテの8種である。
  (    )
全問正解者の中から抽選で3名様に記念品を差し上げます。
締切り7月4日。
当選者は7月18日発行の本メルマガ欄で解答とともに発表します。
ハンドルネーム使用可。お答えはメールで。
Mailto:mag@hougaku.co.jp
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【第2回(平成15年)邦楽クイズ第16弾の答えと正解者】
正しいものに○、間違っているものに×をつけてください。

1 バチダコは右手の小指にできる。
  ( ○   )★「ぱちだこ」だと親指なんですけどね。(笑)
2 八本というのは12律では平調にあたる。
  ( ○   )★八本の調子の略語ですね。
3 平調は洋楽でいうとeである。
  ( ○   )★別に洋楽と比較する必要もないのですが。
4 平調は「ひらちょうし」と読む。
  ( ×   )★「ひょうじょう」と読みます。
5 正しくは平調子と書く。
  ( ×   )★「ひらじょうし」と読みます。
6 平調子は三味線の調子の基本である。
  ( ×   )★三味線の基本は本調子です。
7 いや俗箏の調子の基本である。
  ( ○   )★俗箏という言い方は現在しません。「箏」ですね。
8 平調子を別称本手という。
  ( ×   )★邦楽の基本という意味で「本手」といいます。
9 本手は「ほんて」と読む。
  ( ○   )★「ほんで」ではありません。
10 本手という言葉は替手、上調子、裏調子に対して使われる。
  ( ×   )★裏調子という言葉はありません。よって×(笑)

【正解者発表】
正解は 0名でした。9点がぞろぞろ。ひっかけ問題、ひらにご容赦というこ
とで(笑)(おたすけ社鳥)
……………………………………………………………………………………………
【クイズダービーのお知らせ】
メルマガクイズ(上記の邦楽クイズ)の第1弾(メルマガ61号)から年間ク
イズ王選手権第2回を始めます。ルールは簡単。
正解1問につき1点さしあげます。全問正解者にはプラス10点(20点です
ね。)本年12月最後のメルマガクイズが締切りです。優勝者には「けっこう
いいもの」(未定ですが)を差し上げます。2位、3位もあるかな?第一回の
優勝は、よろぼうしさん、2位はさくら子さん、3位はアホさんでした。


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6「プレゼント情報」   お申し込みMailto:mag@hougaku.co.jp 
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┃プ┃┃レ┃┃ゼ┃┃ン┃┃ト┃┃!!┃
☆━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━★お申し込みMailto:mag@hougaku.co.jp
【チケット☆プレゼント!!】
お申し込みが多くなりましたので全て抽選とさせていただきます。
当たるといいですね。(おたすけ社鳥)
……………………………………………………………………………………………
◆ 6月23日(月)【山木七重「古典の景色」】すみだトリフォニー
邦楽の友社専属の山田流演奏家山木七重の第4回リサイタル。3回目までのミ
ニコンサートと違って今回は藤井千代賀、徳丸十盟、望月太左衛を客演に胸を
借りる。25歳の若さが山田流の古典をどう表現するか、お楽しみに。
……………………………………………………………………………………………
◆ 7月5日(土)【清元研究会】紀尾井小ホール
「都の春」「玉屋」「幻お七」「権九郎」清元流赤坂派の研究会。清元梅吉の
立三味線、梅寿太夫の立浄瑠璃による三挺三枚の「権九郎」ほか、いずれも清
元流のトップランナーによる演奏舞台が繰りひろげられる。
……………………………………………………………………………………………
お申し込み Mailto:mag@hougaku.co.jp
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7「月刊誌 邦楽の友のご案内」
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月刊「邦楽の友」(毎月25日発行)
7月号は、6月25日(水)に発売されます。
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